コンタクトレンズとは

コンタクトレンズを使用したいと考えるなら、まずコンタクトレンズに詳しい眼科医を訪れることをおすすめします。
コンタクトレンズは直接、目の上に装用します。したがって目にとっては異物となります。


コンタクトレンズを使用するためには眼鏡をかけるより多くの検査が必要です。
また正しく使うには、眼科医によるコンタクトレンズの詳しい説明とレンズケアの知識や指導が必要です。
眼鏡店やコンタクトレンズ量販店で働いている医師は必ずしも眼科医とは限りません。


目についてやコンタクトレンズの知識がない医師が多くて、色々なトラブルが発生しています。
コンタクトレンズ量販店に隣接する眼科では、看板を出しながら内科、麻酔科といった、眼科以外の医師を雇っているところが少なくないです。

たとえ眼科医がいたとしても、医師がコンタクトレンズの処方には関わらず、形式的な診察しかしないところがあったり、一番怖いのは販売店店員がほとんどのコンタクトレンズの処方を行ってしまうところが数多くあります。
このような眼鏡店や量販店で安全なコンタクトレンズが購入できるわけがありません。


杜撰な処方・説明・指導などが原因となって眼障害を起こすケースが目立ってますのでご注意ください。
眼科といっても、すべての眼科診療所や病院がコンタクトレンズを扱っている訳ではなくて、中には網膜や緑内障といった目の病気を専門にしているコンタクトレンズの処方をしていない眼科もあるので、つけたい人はコンタクトレンズの処方を行っている眼科診療所とか病院を訪ねる必要があります。


信頼できる眼科医は、必要な目の検査を十分にやってコンタクトレンズでどのような眼障害が起こるか、またその眼障害を防ぐ方法を解かりやすく説明してくれるかどうかで判断しましょう。
流れ作業の検査や処方をし、説明もなく、すべてスタッフにまかせるようなところは駄目です。
2005年4月1日からコンタクトレンズは高度管理医療機器として扱われることになりました。

コンタクトレンズの影響

コンタクトレンズは、目の表面に直接のせるために、目への障害が発生する事例が多く報告されています。

ですがコンタクトレンズを販売する事は法的拘束力がなく、ひどい販売店では医師免許のない人の診察や処方による医師法違反、無届け販売などもなされていました。

インターネット販売ではA社のコンタクトレンズの在庫がないという理由からB社のコンタクトレンズを送ってくるという行為が行われていました。

医療用具として扱われていたコンタクトレンズは2002年の7月31日に交付された改正薬事法によって医療機器という名称に分類され、2005年の4月1日に施行されました。

コンタクトレンズは人体に悪影響を及ぼす可能性が高いとされ、高度管理医療機器のクラスⅢに分類されています。

クラスⅢの内容は「副作用•機能障害を生じた場合、人の生命•健康に重大な影響を与える恐れのある医療機器であり、心臓のペースメーカーなどの次にリスクの高いもの」とされています。

コンタクトレンズを使用するための3ステップ
①専門医による診察、もしくは説明を受けて指示書を発行してもらいます。
②もらった指示書に従った販売店で購入します。
③購入後、処方された医師の診察を受け、使用方法や着脱練習についての指導を受けます。

これらは眼科診療所と販売店での一連の流れで行われるので遠い場所まで行く必要はありません。

安く購入する方法

パソコンを持っている方は、ネットを使ってコンタクトレンズを買い求めてみてはいかがでしょうか。
ネットの通販サイトのほうが、実際にお店に買いに行くよりも安く入手することができます。
既に知っておられる方もいらっしゃるでしょうが、なんでネット通販の方が安く買えるのか疑問ではないでしょうか?


中には通販でレンズを買う方が安い事を知らずに、「なんとなく怪しい」、「ネット通販での買い物の仕方が分からない」、「ネットでは色々なトラブルがあるから不安」とおっしゃる方がいます。
なぜコンタクトレンズが通販で買うと安いのかというと当然の事ですがネットのサイトは実際のお店ではないからです。


実店舗であればお店の経営のためにスタッフを雇用して運営するため、どうしても人件費が高くなり、価格も割高になってしまいます。
その点、ネット通販なら運営は少人数なので、人件費はあまりかからず、価格も下げる事が出来ます。
人件費以外にも実際のお店には色々と諸経費がかかります。

安く買える仕組み

例えば、商品に日本語での説明用のラベルを貼ったり、工場からお店まで商品を輸入するためのトラックの費用がいります。それと、店舗の家賃も相当掛かります。

このような店舗の経費が、ネット通販サイトではまったく掛かりませんから品質は変わらずに、安い値段でコンタクトレンズを提供できる、というわけです。


ネットで売られているコンタクトレンズは、実際のお店の商品の品質に劣るということはありません。
通販と実際のお店では、手元に届くまでのプロセスなどの手間や見えない部分でのコストが違います。


通販サイトは必要情報を入力すれば届けてくれるので時間もお金も掛からずにお得に購入する事が出来るわけです。
ですから、ネット通販サイトと直接お店に足を運ぶ場合とでは、断然ネット通販で商品の買い求めをするほうがメリットが多くあっていいとおもいます。

コンタクトレンズの分類

●素材による分類
物を作るためには素材が必要です。
コンタクトレンズも素材によって、大きく二つのものがあります。
それは、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズです。
ソフトコンタクトレンズは水分を含み、その名の通り柔らかいコンタクトレンズになります。
ハードコンタクトレンズは、その逆で、材質が硬質で触ると硬い感じがします。
どちらも個人の利用法、あるいは視力の状態等によって選択する必要があります。


●装着方法で分類
コンタクトレンズは眼球に直接触れるレンズになりますが、装着方法によっても、分類することができます。
それが、終日コンタクトレンズと連続コンタクトレンズです。
終日装用コンタクトレンズは、一日だけ装着可能なコンタクトレンズになります。
一方、連続装用コンタクトレンズは、二日以上装着可能なコンタクトレンズです。
市販品の中には、一週間あるいは一か月そのまま装着しても問題のないコンタクトレンズがあります。


●酸素透過性ハードコンタクトレンズ
酸素透過性ハードコンタクトレンズとは、簡単に言えば固いプラスチック製のレンズです。
普通ハードコンタクトレンズといえば、このタイプを指します。
以前は酸素を通さないタイプもありましたが、現在では特殊な事情がない限りは使われることはないです。
酸素を通すために長時間の着用ができ、目の健康にとってもよいとされています。
レンズの大きさは角膜より少し小さいくらいです。
慣れないうちは装着時に違和感があります。

その他のコンタクトレンズ

●長期使用ソフトコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズは、水を含むと柔らかくなる素材で作られているレンズです。
ハードコンタクトレンズと比べ、つけた時の違和感が少なく、初めての人でもすぐに慣れます。
ハードコンタクトレンズよりも酸素の透過性で劣るので、長時間の着用ができません。
ですが最近では、酸素透過性に優れたソフトコンタクトレンズも開発されています。
レンズの大きさは角膜よりも大きく、激しく動いてもズレにくいため、スポーツには向いています。


●使い捨てコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズの一種で、使用スタイルが大きく違うため、分けられることが多いです。
通常のソフトコンタクトレンズの期限は1年〜2年に対し、使い捨てレンズは、1日、1週間、2週間など、短期間で交換します。
ソフトコンタクトレンズは水分を多く含んでいるため、ハードコンタクトレンズに比べて汚れが付着しやすいです。
使い捨てレンズは頻繁に新しいものに交換するため、衛生的に優れています。

ドライアイについて

●ドライアイ(角膜感染症)
涙には乾燥を防ぎ、汚れを洗い落とし、細菌を防ぐなどの働きがあり、その涙の量が少なくなったり涙が蒸発することにより、目が乾く症状のことをドライアイといいます。
ドライアイの人は800万人とも言われています。


その名の通り目が乾く病気で、「様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う」と定義されています。涙が少なくなると、酸素や栄養分が角膜に十分に行きわたらず、目に入った異物をうまく洗い出せないので殺菌作用が低下するなど、数々の弊害が生じ、ひどくなると角膜や結膜に障害が起こってきます。


ドライアイの人がコンタクトレンズを着用すると、こうした悪影響が出やすくなります。
また、普通の人でも、コンタクトレンズをつけると目が乾きやすくなります。

症状と治療

●ドライアイの症状
ドライアイになると目が疲れて重い、ゴロゴロする、朝に目が開けにくいなどの症状を感じます。
ドライアイだからといって、必ずしも自覚症状が表れるとは限りません。
まばたきをすることで、角膜の表面を涙で定期的に潤しています。


疲れ目の1つの原因は、まばたきの回数が減るので角膜の表面が乾くことにあるのではないかと考えられています。
まばたきの回数は、正常な人で1分間に10~20回
コンピュータや読書などをすると、まばたきの回数は半分以下になります。


ドライアイがひどくなるのは冷暖房の効いた部屋、飛行機の中、サウナなどの乾燥した環境にいるとき、風の強い日などです。
また、精神安定剤、降圧薬などの一部に、服用していると目が乾きやすくなる薬があります。
まばたきの回数が減っていたり、そもそも目が乾燥しやすい場所にいる場合は、ドライアイがひどくなる可能性があります。


点眼薬などで、不足した涙を補いましょう。


●ドライアイの治療
ドライアイの原因によって違いますが、最も一般的なのは、点眼薬(目薬)です。
市販の目薬を使う人が多いですが、中には防腐剤や添加物が含まれているものもあり注意が必要なので、できれば眼科で診てもらうのがいいです。

コンタクトレンズの歴史

多くの人に愛用されているコンタクトレンズが一般的に普及したのはここ数十年のことです。
最初に作られたのはどんなものだったんでしょうか?
コンタクトレンズの発想のもとになったといわれる1508年、レオナルド・ダ・ビンチが行ったある実験だったといわれています。


彼はコンタクトレンズを発明しようとしていたわけではなく、ガラスのボウルに水を張り、目を開いたまま水の中に顔をつけ、ボウルの外を見てみたのです。
すると、裸眼でみるのとは物の形が違って見えたそうです。


現在のコンタクトレンズとは全く違いますが、水をレンズに見立てて目の表面に直接つけることで視力がよくなるというアイデアは現在のコンタクトレンズの先駆けだといわれています。
その後、デカルト、ミューラーが研究を重ね、1930年以降にガラス製のコンタクトレンズが発売され、日常的に使われるようになりました。


しかし、ガラス製のコンタクトを使うと、硬いガラスで目をすっぽり覆うので負担が大きく、長い時間つけるのには不向きでした。
レオナルド・ダ・ヴィンチの実験から380年後には、オーゲン・フィックというスイスの眼科医師が、最初ウサギの目で実験し、ウサギがそれほど苦痛もなくレンズをつけられたことを確認し、人間用のコンタクトレンズを作り、自分の目にはめる実験を行いました。


この実験を「Eine kontactbrille」という題材で発表し、題名の「kontactbrille」からコンタクトレンズという名前になりました。  
その後、同じドイツのMullerがレンズ製作をカールツァイス社に依頼し、これが本格的なコンタクトレンズの歴史の幕開けといわれています。


当時は円錐角膜や強度乱視、無水晶体といった特殊眼の視力矯正を目的とした応用にとどまっていました。
1940年代にはポリチルメタクリレートが素材のハードコンタクトレンズ(PMMA)が開発されました。

コンタクトレンズの開発

この素材が開発された事によって、ハードコンタクトレンズが一般に普及し始めましたが、普及するにつれて、装用になれるまで時間がかかる、一日の装用時間に限界があるなどの問題点が見えてきました。


ハードコンタクトレンズの問題の主な原因は、角膜の代謝に必要な酸素を通さないことで、1970年頃から酸素を透過するハードコンタクトレンズの開発がすすめられるようになりました。
1955年頃にはソフトコンタクトレンズの開発が進められました。


ソフトコンタクトレンズは材質的に水を含んでいるので柔らかく、使い心地も良いので飛躍的に普及してきています。
また、アメリカで使い捨てコンタクトレンズが認可され、日本でも1991年に認可されました。
今では寝る時も目に入れっぱなし可能なレンズや、乱視用、遠近両用、カラーコンタクトレンズなど様々なタイプのコンタクトレンズが開発されています。


これからのコンタクトレンズは安全性や低コストで、何と言っても気持ちの良い使用感などが大きな課題です。  

目の病気

私たちにとって目はとても大切な役割を持っている、いわば情報源で、眠っているとき以外はずっと休みなく使っています。
最近はパソコンを使った仕事などが増えていて、目のトラブルに見舞われる人が多くなってきていると言います。
目を酷使する事は、肩こりや頭痛などの全身の様々な病気の元に繋がりかねないので、注意が必要です。

●角膜内皮障害
症状としては、軽い程度であれば自覚症状はあまりないですが、酷い場合は角膜が濁ったりむくんだりします。
生まれつきやコンタクトを長い時間使っていたり、目の手術による事が原因です。
治療は、予防策としてこまめに内皮のチェックをするしかありません。
病状が進行している場合は全層角膜手術を行い、角膜を移し替えるしかありません。

●巨大乳頭結膜炎
目がかゆかったりゴロつくなどの症状と、結膜の部分に白色のぶつぶつが出来るのが特徴で、コンタクトを使うとズレが生じて視界不良が起きます。
コンタクトの手入れ不足が主な原因になっています。
漬け置き洗浄では汚れがきれいに落ちないのが現状で、煮沸洗浄はタンパク質を固まらせる性質があることを頭に置いてください。
治療するため、コンタクトの使用を控えて抗アレルギー性の点眼をします。
数ヶ月で治る可能性があります。

目の病気②

●角膜血管新生
主にソフトコンタクトレンズを使っている方に多く、目の虹彩や黒目の上に血管が伸びる症状をいいます。
痛みがなく、気づきづらい障害の一種です。
コンタクトのタンパク質が付着したままの連続使用や、ハードコンタクトレンズの使用により発症します。
眼科の定期検診を受けてレンズの交換や、レンズ自体の使用を控えることにより、血管が枯れるのを待ちます。
外科手術で治る可能性は十分にあります。

●白内障
目の中のレンズが濁った状態で、多くが老化によるものです。
症状は、モノが見えにくかったり2重に見えたりします。
網膜や視神経に異常がない場合のみ、手術が受けられます。

長所と短所

●長所
眼鏡の視野は120度であるのに対し、コンタクトレンズの視野は200度と広いです。
特に近視が強い場合、メガネに比べ良い視力を得ることができ、湯気や雨、雪でくもることがありません。
また、物体が小さく見えたり、ずれて見えたりしません。


コンタクトレンズを使用することの長所は、体の内側に器具を入れることが出来る点にあります。
これは単に見かけの問題だけでなく、スポーツや職業などによってメガネが危険で使えない場合に、コンタクトの使用が必須になってきます。


またメガネは眼球から離れていて、細かいズレが生じますが、コンタクトは眼球に直接装用するため、ズレることなくより高い矯正が期待できるといえます。
それ以外にも細かいところで言えば「メガネのように曇らない」、「メガネのように割れない」など様々な長所があります。


また、直接眼に装用するのでプリズム作用・収差がなく、レンズををつけていることが見た目には分からない事や、強い近視や遠視、乱視に適しています。
1日タイプの使い捨てコンタクトレンズは手入れが簡単で度が強くても物が小さく見えたりする事がありません。

短所

●短所
風の強い時にほこりが眼に入ると痛みを感じます。
またメガネに比べ、付けたり外したりとレンズの管理が少し面倒です。
装用時間に制限があって正しい使い方をしないと角膜障害をおこす恐れがあります。


一日使い捨てレンズを使用する場合は、あまり問題はないですが、1ヶ月・3ヶ月など長期に使用できるものの場合、その使い方やケア方法を間違えると、衛生面で問題が生じてきます。
連続装用が可能なレンズでも、つけたまま数日間つけていて良いと言うわけじゃなく、1日あたりの着用時間は限られているので、それを超えると目に大きな負担がかかります。


 また、最近問題になっているのは、安過ぎるカラーコンタクトの使用で、粗悪な製品を使うと目に炎症や失明などの被害が出ることがあります。

ソフトとハードの違い

●ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズとは、視力補正用のコンタクトレンズの1つで、その名の通りソフトコンタクトレンズと比べて素材が固いことからそう呼ばれます。そしてソフトよりも小さめで、乱視のある人の矯正には有効です。
角膜の上に乗せる、という感じになります。


ただし初めての人には装用感が悪いので、慣れるまで我慢できる人でないと難しいと思います。
しかし慣れてくると装用感も気にならなくなりますし、むしろ問題のおきやすいソフトよりも眼科医はこちらをお勧めするのではないでしょうか。


もともとハードレンズと呼ばれていたのはポリメチルメタアクレリートという硬質プラスチックを原材料としたコンタクトレンズでした。このポリメチルメタアクレリートは、加工しやすく耐久性があったためコンタクトレンズ材として利用されましたが、酸素を全く通さないという欠点のため装用時間に限界があり、違和感も大きく、現在では殆ど使われていません。


現在ハードコンタクトレンズとして広く使われているのは酸素透過性レンズです。
このハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズと違い、付けるときに瞬きをするとレンズが目の中で動くので、涙が入れ替わります。この涙の中に含まれる酸素を目が取り入れるので、角膜にたくさんの酸素を供給することができ、ソフトコンタクトレンズに比べて眼病になりにくくなっています。


また取り扱いも簡単で、レンズの寿命が比較的長いことも長所です。
更にもし角膜に異常が起こった場合、ハードコンタクトレンズは痛くてつけられないため、角膜障害が重度に至ることも少なく安全です。
しかし装着時の違和感は徐々に慣れていくので、数週間~数ヶ月のうちに問題なく使えるようになりますし、長く使える分、ソフトコンタクトレンズよりお得といえます。

ソフトコンタクトレンズ

●ソフトコンタクトレンズ
やわらかいレンズで、ハードよりも大きめです。倍近い大きさで、角膜にかぶせるような形で目に付けます。
水分を多く含んでいるので、手入れをしても汚れがつきやすいです。

使い心地はハードよりいいと思います。ソフトコンタクトレンズの中にも色々と種類があります。

耐用年数は1~2年ほどだと思ってください。
ハードレンズとソフトレンズを比較すると、着用感の問題が大きいようです。
どちらにしても眼科医と相談することと、定期検診は必要です!